2020.07.30

ご飯を食べると太るの？

ご飯大好き平田健二です。

「ご飯を食べると太る」だから「ご飯を減らしておかずを多く食べる」

という考え方をされている人は少なくないのではないでしょうか。

実はご飯は同じデンプン質食品であるパンやパスタ、芋などと比べても太りにくいとされているのです！

またご飯食はスタミナ食にもダイエット食にもなり得ます。

デンプンと脂肪はどちらもスタミナ源ですが、デンプンは相撲で言えば一発の突っ張りや一気の押しで

相手を土俵の外に突き出すような、いわゆる瞬発型のスタミナの素となります。

一方初日から千秋楽までの１５日間を戦い抜いたり、早朝から昼食時まで３～４時間も稽古をやり続けるような

持続的なスタミナを支えるのはデンプンではなく脂肪です。

このような特徴がある為、ご飯を中心にし、それに脂肪含量の異なるタンパク質源を組み合わせ、

必要に応じて油脂の使用(量)を調整することで、目的に合った食生活を送ることが可能になります。

また、白米だけで食べるより焼鮭や味噌汁やほうれん草のお浸しを一緒に食べる事により血糖値の上昇を抑える効果があります。

そのため日本人の食事の定番になっているご飯と納豆、味噌汁などの組み合わせも、誠に理に叶っていると言えるでしょう。

食べ方や食べ合わせによってはご飯は決して太る食べものとは限りません。皆様も美味しくそして健康的にご飯を食べましょう。

今回は誤解されやすいお米の豆知識をお届けいたしました。

今後の食生活の参考にして頂けたら幸いです。